レトロな光景
2018年 09月 06日
また、ソウルのマチアルキの達人が喜んでくれそうな物件を見つけました。
それも立て続けに2か所。
ひとつは、ここ。
入り口をわざわざ通り難くしたようなこの柱。
なんのために正面に建てたのか?
右が入り口で、左が出口か?
こちら、有名なちゃんぽん屋で神宮外苑という不思議な立地にあります。
当方は学生時代から、こちらの常連でした。
たまに野球選手も見かけるし、
テレビタレントも見かける名店なのですが、
な、なんと閉店の危機、キキィー!
あと何回食べられるのだろうか?
この建物の外観は維持されないのだろうか?
水明亭の運命や如何に?
そして、さらにこの場所から慶応大学病院に向かうと、
「もうすぐ無くなるんだろうな」
と思わせる佇まいに遭遇します。
初めてそう思ったのは、大学生になったばかりの1970年代の終わりでしたが、
それでも、2018年に現存する不思議さ。こちらは築年が1929年。
目指せ築100年!届け2029年!!
1929年は東京の英国大使館が、現在の姿に再建された年でもあります。
とにかく古い。…つぅことが、
ドコモ代々木ビルという新しいアイコンを背にすることで、
旧いアイコンが強調されています。
「東京には空がない」と言ったヒトのことが小説になったことがあります。
東京から旧いアイコンが消えつつあるので、
「東京には過去がない」なんてことになって欲しくないのは当方だけでしょうか?
「東京にはちゃんぽんもない」ことになるのか?
by bokka-jin
| 2018-09-06 19:21
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